破戒の作品情報・感想・評価・動画配信

『破戒』に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

原作:島崎藤村
脚本:和田夏十
音楽:芥川也寸志

描かれていた要点は1つ。
冒頭に出てくるコレ。

「破戒」の序より
これは過去の物語である
過去には後の時代に取って
反省すべき事柄も多い
ある…

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mam
3.6
このレビューはネタバレを含みます

原作:島崎藤村

明治後期の信州、被差別部落の出自を隠し、父の望み通り家とも部落とも縁を切り、勉学に励み小学校の教員にまでなっていた丑松。

部落解放運動の思想家に触発されるものの、それでも自身が部…

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穢多(えた)の出自を隠しながら生きてきた教師(市川雷蔵)が「我は穢多なり」と公言する思想家(三國連太郎)に憧れて傾倒するも、学校で部落民であるとの噂が流れ、慌てて他人の振りをする。原作: 島崎藤村

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島崎藤村原作の映画化。
台詞などもかなり原作に忠実な印象。

差別は現代でも根強く残っているし、この作品も決して古くなりようがない。

岸田今日子が良かった。
中村鴈治郎は平常運転。
苦悩を胸に抱え…

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3.2
ゆで卵…泣いた

2022年版を先に観たのですが、面白さではそちらの方が上でしたが、1962年版の方が原作の年代に近く、白黒映像の陰湿さが暗いテーマと合っているみたいでリアリティはある感じでした。
市川雷蔵のイメージ…

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3.6

隔世の感もありつつ、市川雷蔵の確かな演技で決して過去の悲劇でもないことを思う。
差別的な社会とその中の温かい人々。ラストシーンは否応なしに心を揺さぶるものがある。
とはいえ、説明的なセリフと宮川のカ…

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てふ
4.0
250329 シネ・ヌーヴォ「市川雷蔵映画祭」
-
2025.0329.シネヌーヴォ
cuumma
4.2

「差別する社会がおかしいのなら、なぜあなたはそれにあわせるのですか⁇」

自らが部落出身で過度に反応する小学教員:瀬川に、部落解放運動のリーダーの妻がこう放つ

差別する社会はあってはならない
しか…

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