ハンナの幼さがひたすら真っ直ぐに純粋で、痛かったです。
15歳の少年と本気の口喧嘩ができてしまう。
自分の弱さを明かす術を知らずに全てを拒絶してしまう。
自分が裁かれる場においてでさえ、それが不利な…
とにかく切なかった。本の朗読がこの映画の1つのポイントであると思うんだけど、文盲な彼女にとって彼に読み聞かせてもらう時間は本当の意味での安らぎであったと思う。
それに、21歳差の恋も熱かった。歳が…
まあそうなるだろうね、ということしか起きないまま終わってしまう映画。
15歳の少年はそりゃあの色気には逆らえんし、そのハンナも子供相手に八つ当たりするなど同世代の人間から見ればそんなに悪魔的に魅力的…
ディスレクシアの話が出たもので。でもこれはただ文盲だね。
あまりにもきついよお。。。こんなにも「恥」として認識される必要なんてないのに。。一緒にいても常に惨めさを感じなきゃいけないし。。。
それに触…
前半部分で描かれるマイケルとハンナのひと夏の恋模様は知的で美しく、ルカ・グァダニーノ監督の『君の名前で僕を呼んで』を彷彿とさせた。特に二人で自転車を漕ぐシーンは、『君の名前で僕を呼んで』に匹敵する…
>>続きを読むベルンハルト・シュリンク/朗読者(1995)
猩紅熱、15歳
ハンナ、21歳年上(1958年、セックスとマイケルの朗読)
法学部学生の時に、ナチス戦犯裁判(フランクフルト・アウシュヴィッツ裁判)…
最初から文盲だなと思っていたけど
そう繋がるのね。
逢瀬を重ねるアパルトマンの設えが
素朴でちょっと色っぽくて好き。
…昔の愛はどんな形で人の中に残るのか。
ああ、タイミング。
私はこんなに綺麗に終…
文学的というか詩的に美しい
恋愛映画だと感じる
個人の感情や事情と反して
展開せざるを得ない戦時中特有の流れ
社会の力、というところの無慈悲さもあって
切なさもある
昔からナチス関連の映画作品…
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