裏ビデオのダビングをしてるリーゼント男とプー太郎の無気力な男が出会う。
なんにも起こらない日常。
曇天模様の生活、人間を描く。
山下監督の大学卒業制作の作品。
インディーズ映画の空気感。
曇天模様…
山下監督と山本浩司の関係とかを想像すると、才能のある人が集まる世界って楽しそうだなあとか思う。今はもうそれぞれ有名になった人が無名時代にチームでやってたとか、そういうの憧れてしまう。映画の内容はもう…
>>続きを読むホテルに誘う山本浩司がおかしくておかしくて。
山下監督の初期のちょっと暴力的な投げやり感がよく味わえる作品。
たいしたことは起きず、特に解決もされず終わるけれど、生きてればそれで良いのかなと思ってし…
彼らと自分を重ねてみる。
ちょっと道を踏み外したらおれにもあんな曇天生活が待っているのかもしれない。将来の希望もなく、パチンコ屋で暇潰して、食ってクソして寝るだけの生活。
あるいはおれはすでにその道…
山下敦弘の卒業制作の長編デビュー作。
今日の空は曇り空、晴れることはないのかな、この先晴れることはないのかな、何となく生きている、何となく生きてみる、生きていればいいのか何となく。毎日を笑顔で過…