卒業制作だったら、まぁこんなもんか。
自堕落な日常がダラダラと続く。「AVではなく裏ビデオだから情熱を撮る」というセリフはあるが中途半端。
ラストの花見はちょっと良い。
よっぽど山下敦弘監督を好きな…
裏ビデオのダビングをしてるリーゼント男とプー太郎の無気力な男が出会う。
なんにも起こらない日常。
曇天模様の生活、人間を描く。
山下監督の大学卒業制作の作品。
インディーズ映画の空気感。
曇天模様…
山下監督と山本浩司の関係とかを想像すると、才能のある人が集まる世界って楽しそうだなあとか思う。今はもうそれぞれ有名になった人が無名時代にチームでやってたとか、そういうの憧れてしまう。映画の内容はもう…
>>続きを読むホテルに誘う山本浩司がおかしくておかしくて。
山下監督の初期のちょっと暴力的な投げやり感がよく味わえる作品。
たいしたことは起きず、特に解決もされず終わるけれど、生きてればそれで良いのかなと思ってし…
彼らと自分を重ねてみる。
ちょっと道を踏み外したらおれにもあんな曇天生活が待っているのかもしれない。将来の希望もなく、パチンコ屋で暇潰して、食ってクソして寝るだけの生活。
あるいはおれはすでにその道…
Ⓒ1999 真夜中の⼦供シアター