昭和12年11月@中国
映画『四畳半襖の裏張り しのび肌』内で流れていて気になっていた本作。
いわゆるプロパガンダ映画で、GHQに接収、返還されたものしか現在観る事は出来ない。オリジナルに比べ30分…
前年のヴェネツィア映画祭受賞作「五人の斥候兵」(1938)に続いて田坂具隆監督が小杉勇主演で日中戦争を描く。全編中国ロケで現地の陸軍が全面協力。同映画祭に出品され日本映画総合賞を受賞。キネマ旬報ベス…
>>続きを読む鑑賞中に「今一番欲しいものは?」と聞かれたら、間違いなく「字幕!」と答えると思う。それくらい何言ってんだか分からない。もはや台詞の7割くらいは雑音でしかない。状態が悪いうえに欠落している箇所もあるの…
>>続きを読む右から左へスクロールされるスタッフロールは、常に右から左へと歩く兵士たちの動きとシンクロしている。
第一部の前半はやや単調だが、第一部終盤から第二部の最後にかけて、行軍を追いかけるようなカメラの動き…
戦意高揚映画として作られた作品
内容はほとんどストーリーがなく兵士の活躍が描かれるだけ。
正直、退屈でしたが、歩兵部隊がただ歩いているだけのショットがそれぞれ素晴らしかった。人が歩いているだけで…