マッチ工場の少女の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『マッチ工場の少女』に投稿された感想・評価

流石になあ。ここまで夢も希望もないとなるとフォローできひん。これが小説や戯曲ならまだしもだ。お願いだから、いつものようにクスリと笑えるシーンも挿入しておいてくれよう、頼むよマジで。こういう鬱映画の耐…

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マッチ工場で働く貧しい少女の不遇と復讐を描いた、アキ・カウリスマキ監督の【労働者三部作】第3作。

フィンランドのヘルシンキ。マッチ工場で働く少女イリスは母と継父に給料を搾り取られて服もろくに買えず…

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カウリスマキがこういうテーマで映画を撮ってたって知らなかった。

序盤の乙女っぷり(なにせ『真夜中の虹』では精肉解体工場だったのが今回はマッチ工場だ…なんともガーリーではないか)、
インサートされる…

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間が支配する映画
ブレッソンぽいとこがチラホラ
sw
4.1
この無機質な匂いが堪らない
K
-
過去鑑賞(レンタル)  ○
カティ・オウティネンの働くマッチ工場の流れ作業のように、淡々と不幸が訪れる。
そして、カウリスマキ作品のマナーから外れることなく、殺人の場面は描かれずにただ示唆される。
なぜか鬱ではない。なぜか元気が出る。

君がくれるものは
  失望しかないのだ

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