フィンランドの名匠アキ・カウリスマキ監督の労働三部作の第三作。
工場の機械の動きと機械音がひたすら静かに淡々と響くシーンから始まる。
ちょっとした生活の音とか動きをただ受け止める時間がなぜだかすご…
No.74
この監督で一番好きかも。
映像がめちゃ語る。
オープニングの丸太からマッチができる映像で、まず引き込まれる。
最初のセリフが、ハーフグラス(ビールのオーダー)!
アングルも配色も間も、い…
素朴で淡々とした語り口に油断していたら、とんでもないところへ連れて行かれるタイプの映画。
終わってみたらよくある話ではあるのだが、よくある話の主人公に思いを馳せるようなつくり。
少女には同情するし、…