マッチ工場の少女に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『マッチ工場の少女』に投稿された感想・評価

なぜか鬱ではない。なぜか元気が出る。

君がくれるものは
  失望しかないのだ
お
3.6
薄幸な女性の不幸な生活が淡々と描かれていた。セリフが少なく、流れる曲の歌詞が皮肉的だった。
希望がなくなって無敵の人になった時、逆に生き生きして見えるのが悲しかった。
Nagato
3.4
淡々と進む日常から、覚悟を決めてからの躊躇を感じられない行動が、見ていて後押ししたくなる気持ちとこの先のことを考えるとで複雑。
薄幸とはこういう事を言うんだね。泣けてくる。セリフの少ない映画ですが、伝わりますね。
ai
3.7
ほっこりする感じではないけどブラックユーモアが効いてて結構好きだった。
でもそんな奴のために犯罪を犯さないでほしい…という気持ちもある。

このレビューはネタバレを含みます

ただならぬ暗さ
“嫌”さの凝縮というか表現の何もかもがめちゃくちゃ攻めてない?いきなり真っ向から天安門事件を描く時点で面食らった
主人公の冴えない女の子が精一杯おしゃれしたのに、「ディスコで出会った…

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4.0

憎しみとは関係性への渇望であることが、前作『真夜中の虹』(1988年)における、ノワール(闇・犯罪・暴力)の本質が生への意志であることと、どこかパラレルな(並列的な)感覚で描かれていたように思う。

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【再鑑賞】🎨色彩と🎥構図のセンスは安定の美しさ。リマスター版らしく(明らかに画質が向上しとる!!!!)🎞️フィルム撮影とは別の趣きがあり新鮮に感じますた🎶✨(🏭+👱🏻‍♀️)主人公の行動は幼く衝動的…

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ここのところアキ・カウリスマキ監督を避けていました(何作かは見た記憶)。何故かというと色々と時間が足りないのにカウリスマキ監督に着手しちゃうとキャパオーバーになるから😩けどWOWOWで放映されるとつ…

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3.5
こんな悲しい話がある⁉︎という希望がない主人公ですが、無表情で淡々と粛々と復讐していく様子が潔い。

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