約3時間は長い気がするが、作品そのものが終わらない享楽的なパーティーみたいでよかった
だけどその裏で増幅する孤独やもの足りなさはひた隠しにすればするほど、いつか自分でも扱えないほど大きくなりすぎてし…
ローマで遊び回っているけれども満たされないゴシップ記者マルチェロとその周囲の上流階級の人々のお話。ローマの街並の空虚な生活感が素晴らしいです。
空虚で頽廃的な上流階級のリアリティが素晴らしく、それ…
2020/09/30 名古屋シネマテーク
【フェデリコ・フェリーニ生誕100年映画祭】
ゴシップ紙の記者マルッツェロ(マルチェロ・マストロヤンニ)の目を通して上流階級、カトリック教会、知識人…
干渉し過ぎてくる恋人と
別れたいのに別れられない
離れたいのに離れられない
そのことが映画の全てを象徴しているかのようだ
空を飛ぶイエス様
奇跡の木を奪い合う人間
崇高な世界に対する憧れ
俗物的…
3時間何を見せられてるんだろうと心折れかけましたが、お洒落な映像と名作と名高い評判を信じて最後まで見ました。
有名なトレビの泉で水を浴びるシーンに出てくるシルヴィアが物語に一瞬しか出てこなくてびっ…
何度か繰り返しみたいということと、終わり方がすごく良くて、映像も好きだったのでこの点数にしました。
けど正直一回みただけじゃ、場面転換とかキャストについていけず内容がいまいち入ってきませんでした。
…
フェディリコフェリーニ
自分自身を投影した作品
ドラマツルギーを無視した、わかりにくい映画
キリスト教を冒涜するかのような冒頭
京楽的な都会のローマの生活と、
理想をもとめる田舎者の記者
複数存在す…
甘い生活、と云うよりは懶惰な生活。
愛や宗教すらも、誰かを縛り人々を妄動させるものだと手厳しく表現されています。
今の世の中、テレビ・ネットの情報やゴシップに惑わされ、流行を追い物欲に流されている…