神=なんらかの超越を信じるけれども…うーん、いや、やめよう。
それを民が必要としたこと自体は責めようとはまったく思わないが、結局もうひとつの抑圧体制ではないかと思ってしまう。むろん権力側の悪は非難す…
【1971年キネマ旬報日本映画ベストテン 第2位】
近年スコセッシも映画化した遠藤周作の同名小説が原作。監督は『心中天網島』『はなれ瞽女おりん』の篠田正浩。
少し駆け足感はあるが、よくまとまった作…
自宅で観ましたぁ〜。
なんと、沈黙って邦画であったんだぁ〜。
で、
脚本に遠藤周作が参加してるんやぁ~。
ただ、
なんかもともと暗い話なんだけど、
映像が暗め?
丹波哲郎のフェレイラはありかも。…
原作に大きな衝撃を受けていたのだが、スコセッシ版が公開されるまで本作の存在を知らなかった
スコセッシ版よりも原作を読んでいないと理解出来ない部分は多いが、全体より雰囲気としてはこちらの方が原作寄り…
宗教だけでなく、人間としての倫理観や道徳観も揺さぶられる作品。殉教と背教の二者択一を迫られる、そこで自分の一番大切にしていたものが根底から引き裂かれるシチュエーションに持っていくまでを、静謐にそして…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
スコセッシ版を観たら、やはり篠田正浩版と比較したくなり鑑賞。
この作品を観るとスコセッシ版が、登場人物の心理描写等がいかに丁寧に作られているかが分かる。(尺の関係もあるかもしれないけれど)
それと展…
祈り、すがっても聞こえて来るのは、けたたましい蝉の鳴き声。
スコセッシ『沈黙』鑑賞→原作読了→本作鑑賞でした。
穴吊りや馬での轢殺等、スコセッシ版よりも拷問の描写がきつい。スコセッシに無かったのは…