軽快なコメディに始まり、重層なドラマに終わる。
憎しみを映しながら、裏にある愛をあぶりだす。
個人を描きながら、時代を描いている。
アンバーソン家の階段のように多層的なつくり。
そして全体を統一して…
語りと街の人々の噂話の合間に若き日のユージーン(ジョゼフコットン)の姿が。帽子を被りポーズを決め、転んで楽器を壊す。甘やかされて育ったアンバーソン家の一人息子は傍若無人。さくさく話は進むがどこへ向か…
>>続きを読む19世紀末、大富豪のアンバーソン一族の娘イザベル(ドロレス・コステロ)は結婚し息子ジョージ(ティム・ホルト)が生まれる。傲慢な青年に育ったジョージはパーティーで出会ったルーシー(アン・バクスター)に…
>>続きを読む19世紀から20世紀にかけて、名家であるアンバーソン家が繁栄そして没落していく様を描く。
冒頭の18世紀から続くファッションや富豪たちの生活様式がテンポよく語られて掴みはOK。
そのあとは打って変…