本当に夏アンチすぎて息が白いのが羨ましくてならない。
というどうでもいい感想は置いといて改めて映画における撮影の肝心さを感じた。
フェイシズでは申し訳ないけどあんま感じられなかったクローズアップの効…
このレビューはネタバレを含みます
体調悪いのに食料調達についてきたソトニコフが、防寒もちゃんとしてないし、逃げ遅れてドイツ軍に足撃たれるし、怪我を癒やすために入った民家で、隠れてる時に咳してせいでドイツ軍に見つかって、その民家の母親…
>>続きを読む戦場の死臭を表現することが困難な以上どうしても映画と戦争ってのは相性噛み合わせが悪いんじゃないかとずっと思ってるんだけどこれはひたすらに"顔面"に信頼を置いて戦時下を描こうと突き進んでいってる顔面映画
>>続きを読む冒頭に戦闘シーンを持ってきてるけど、この本来なら戦争映画として見せ場となるような場面にことごとく被さるようにしてクレジットを出してるのが面白いと思った。俳優の顔が見えなくなってもお構いなしに「文字」…
>>続きを読む理想に生きて気高く死ぬか、生き永らえて罪悪感に苛まれ続け地獄を彷徨い歩くか、或いは利己的に生きるか。究極な状況において初めてその人間の本質が顕れる。
確かな時代背景はあれど、本作はもっとこう、国家や…
シネマヴェーラの「日常と戦争そして旅 ウクライナ・ジョージア・ソ連映画」特集にて鑑賞。
傑作。76年作だが全編モノクロの戦争映画。
ナチス・ドイツに捕えられたロシアのパルチザン兵士二人の葛藤を描く…
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ソトニコフがキリスト、リューバクが裏切り者のユダとして、ゴルゴダの丘のエピソードをモチーフとした作品。
リューバクがソトニコフのことを「知らない」と言ってみたり、ソトニコフが「自分が罪を全て引き受け…