1953年上映作品。
今まで自分が観てきた実写映画の中で1番古い作品だと思います。
白黒映画なので、最初はどうかな?と思いましたが、不思議と慣れていき、ずっと見ていられる感覚でした。
1番驚いた…
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小津監督作品を初めて鑑賞。まるで自分が猫になり、部屋の隅っこで寝そべって人間の生活模様をながめるような、穏やかな映像体験だった。時代もストーリーも全く異なるけれど、私が大好きな夏目漱石の「吾輩は猫で…
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自分はまだ若く、未熟なので、分からない良さが沢山あったのだろう。
しかし、人の心に真に訴えるような、品の良さを感じた。
周吉とみ夫婦の会話が良い。聞いていて穏やかになる。
とみの、「私ら幸せな方でさ…
53年の言わずと知れた名作です。
70歳と67歳の夫婦が尾道から東京に住む子どもたちに会いに行くお話です。子どもたちの年齢は47歳、44歳、27歳、23歳らしいです。昭和です。嫁の原節子は28歳だそ…
えーなにこれめちゃくちゃよかった...。なんとなく難しそうとか勝手に思って観てなかった小津安二郎、めちゃくちゃいいじゃん...。噂通りやっぱり絵が綺麗。
ストーリーは別に突飛なものじゃなくて、生き…
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まず、原節子さんの美しさ、品のある言葉遣い、美しい立ち居振る舞いに、驚き、魅了された。
名作との事で、いつかは観たいと思っていた。
家族は、心許せるオアシスのはず。
でも、少しずつ思いのズレは、ある…
日本人らしさを温かく体感し、幸福感に包まれました。
おじいさん・おばあさんの掛け合いにジーンと来るものがあります。
ご夫婦の言葉に、紡いだ努力と思いやりが全て詰まって、達観した表情は神々しいぐら…
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