このレビューはネタバレを含みます
どこまでも日本人の本音と建前だなあと感じた。この時代の暮らしと言葉遣いは見てるだけで楽しい。
義理の娘である紀子さんが一番良くしてくれるという展開、なんか分かってしまうな。血が繋がっているからこそ…
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35年ぶりの久々の再見。本作のテーマは、ラストの笠智衆の台詞「自分で育てた子どもより他人(次男に嫁いだ原節子)のあんたに一番親切にしてもろうてありがとう」に収斂されている。公開当時の昭和28年ですで…
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「治るよ、治る治る、治るさ」
しみた。
独特な撮り方。
なんかCMみてる気分にたまになる。
虫コナーズとか蚊取り線香の
なんとなく夏の虫殺す無駄に雰囲気良いCM。
なんてこと思ったのは私だけなの…
うーむ、滋味深い。間がすごい。
過ごした時間や思い出の多さという共通言語こそ家族ということ、で!は!な!い!という。とはいえ、全然現代に生まれてよかったとは思っちゃうんだけどね。
ありがとうがす…
人と人の間にあたたかい共感が流れ、互いに敬意を持っていた、70余年前の物語。
古き良き日本を、風景のみならず、言葉の端々からも堪能できる。
安易に過去の時代を持ち上げて美化し、全肯定する態度は控え…
- 初小津
- モノクロ作品ということで身構えていたのだけど、意外にも思い描いていた戦後というよりかは、そのイメージと現在のちょうど中間の位置にあたる家族観を見ている感じでむしろフレッシュな印象すら…
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