新藤兼人監督第一作
売れない脚本家と駆け落ちした妻の下積み物語。
これは新藤兼人の半自伝的作品らしく、実際に最初の妻は結核で亡くなっているらしい。
物語としては良くある話しだけれど演出も手堅い感じで…
現代の感覚で見ると妻が一方的に犠牲になり不満のひとつも漏らさないのが違和感あるし「どこが愛妻だ」と言いたくなるが、新藤兼人の監督デビュー作が映画界を描く自伝的でメタな内容なのは面白く、戦時中や京都と…
>>続きを読む喜劇 愛妻物語がこの作品のタイトルからもらったと聞き、視聴。
新藤兼人の自伝的作品で、確かに喜劇愛妻物語と近しいものを感じました。
この2作品を見ることで脚本家とは何かということが分かってくる気がし…
父親の反対を押し切って駆け出しの脚本家と一緒になる。
おしんの晩年を演じた乙羽信子の若かりし頃が可愛い。
挫けそうな文筆業を妻の励ましに支えられて続ける夫。
貧しいながらも幸せそうな生活が、妻が…
No.4344
新藤兼人監督の自伝的映画。
内妻・孝子との日々、
坂口監督(もちろんモデルは溝口健二)とのエピソードを中心に展開される。
孝子を演じるのが、後に新藤監督の妻となる乙羽信子。
…
名脚本家新藤兼人39歳にして自伝の初監督作品で、自主映画のパイオニアとしての価値は認める他無い。脚本家宇野重吉、妻乙羽信子主演の名シナリオだとしても、餅は餅屋で相方吉村公三郎だったらと想像した。師匠…
>>続きを読む新藤兼人監督の自伝的作品。
下積み時代の苦悩と貧困、辛い描写が多い。
儚げで可愛らしい乙羽信子さんを見るための作品かも。
2023/1/14追記
得点詳細
物語・脚本 0.5/1.0
映像・…
新藤兼監督か脚本家として自立前の苦節時代を愛妻の支えで歩む自伝的監督長編デビュー映画。氏のその後の映画人生に照らし合わせながら観ると感慨ひとしおと共に色々な綾が透けて見えて来て興味尽きない。東京では…
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