歌舞伎の演目のいわゆる「お富さん」を映画化したもので、多少映画用にアレンジしたのか、結末は兄妹愛の話になっている。
女達に翻弄される役を雷蔵が演じるのも珍しいが、耐える男キャラも恰好いい。中村玉緒は…
このレビューはネタバレを含みます
結末以外は最高におもしろく鑑賞しました。いやはや。
セクシーすぎて惚れられまくる雷蔵。つきあってみたらば、どいつもこいつもてめえ勝手な悪い女ばっかりで…。苦界の女達に使い捨てられる不遇の美男。
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時代劇の様式美がすべて入ったような映画。久しぶりに見たら、冨士眞奈美の演技があんまりにもで驚いた。笑
かわいいから許されてる。ゆきぽよみたい。(あの映画見てゆきぽよ思い出したの地上で私一人だと思う…
雷蔵、頬に十字傷、まさかるろうに剣心の元ネタ?なわけはあるまいが「死んだはずだよお富さん」の元ネタではあるそうだ。
雷蔵がとにかく女に振り回されるというか、女のせいで厄介な目にばっかあいつつも、義…
古典芸能のお勉強程度の気持ちで見始めたが、素晴らしいプロットだった。
いつの時代もどこの国も、名作と呼ばれるものは悲劇が多いんだなー。
真に愛してくれた女は血縁のお金(おきん)だけであったとようやく…
とても面白かった!
宮川一夫によるカメラワークが良かった。
江戸の町中を‘御用’の提灯が漁火の様に流れる場面、川に霧が立ち込めて三途の川を思わせる場面…どのシーンも粋で情緒があって、見ていて羨まし…