田中絹代(吉永小百合)×溝内監督(菅原文太)が生み出す緊迫感に尽きる。
田中絹代(吉永小百合)と溝内監督(菅原文太)が対峙するシーンはどれも緊張感がある。お互いが自分の話をし始める、会話になってい…
かなりザッとだけど昔の映画史が見られたのとか、溝口(作中では溝内)監督とのやり取りや緊張感ある撮影現場は良かった。
終わり方が唐突。余韻を味わうようなエンディングのが良かったなー
吉永小百合は1…
清水宏監督の作品を鑑賞後、Wikiで「田中絹代と付き合ってた」ネタを仕入れたばかりだったので。まあメインディッシュは、溝口監督との丁々発止なんだろうけど、むしろ戦前、松竹蒲田からの昭和映画史について…
>>続きを読む新藤兼人の『小説・田中絹代』を市川崑が映画化。田中絹代の映画デビュー当時から松竹大看板女優として活躍の戦前期、清水宏・五所平之助・小津安二郎らの監督作出演の様子から生涯の盟友ともいえる溝口健二との邂…
>>続きを読むえー!そこで終わるの!?なラスト、、そうか、西鶴一代女を化け猫の文脈で語ることもできるのかと頭の端で思いつつ、それで絹代一代記終えるのは失礼だろーという。てか絹代は西鶴一代女後もアメリカかぶれとか監…
>>続きを読む大正の終わりから昭和初期にかけての時代、女優田中絹代の生涯を描く作品。
クラシカルな作品について説明するナレーターの演出が良い。とても勉強になる作品でした。
田中絹代…
私の大好きな田中絹代を、私の大好きな吉永小百合が演じ、そして私の大好きな市川崑が撮っているなんて期待せずにはいられなかった。
しかし、結果はあまりの出来の悪さに拍子抜け。
終始、説名台詞の多いこ…