非常線の女に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

「非常線の女」に投稿された感想・評価

cil

cilの感想・評価

4.2
第三の男を凌ぐ照明設計。ラングはこれを観て暗黒街の弾痕を作ったのかと錯覚してしまうほど
裕次郎

裕次郎の感想・評価

4.6

小津のサイレント作品。

ホークスの「暗黒街の顔役」の翌年製作で、暗黒街の香りが漂うがやはり小津っぽい温かみ。

田中絹代がもう。童顔のようで時折おばあちゃん顔に見えたり、垢抜けない素朴さと貫禄が入…

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小津安二郎監督のダンディズムな作品系列で、「朗らかに歩め」に連なる与太者が、聖女に翻弄された様に回心して行くストーリーだが、何故か親友清水宏の同年「港の日本娘」と同様毛糸の玉が鍵になっている気がする…

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o219028t

o219028tの感想・評価

5.0

その物語の軸になっているのは「着換えること」。ここでも人は「着換えること」で近づきあい、また別れてゆく。ここでの田中絹代が「着換えること」という小津的な主題を如実に体現する女性を演じている。そのとき…

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バギオ

バギオの感想・評価

4.6

落ちる動作への重ね合わせが流石。
ネオンの明滅を表現した撮影がかっこ良い。
田中絹代がスタイリングを含めキュートだが、ヤクザ者の妻というのがギャップがあって良い。
ピアノの生演奏伴奏つきで観れて贅沢…

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いろんな驚きがある。
移動撮影してるしイマジナリーラインの越境もしない。銃は出てくるしギャングがメインの登場人物。田中絹代が若い。泣く時に顔を隠さない。
カウリスマキとかは初期作品の方が好きなのかも…

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み

みの感想・評価

4.5
無声映画 
初めての小津作品
「神様のこしらえたものでも、音楽はできのいい代物だ」
なんてカッコイイ台詞
出だしの映像もカッコよすぎです〜
映の会

映の会の感想・評価

4.5

アメリカ暗黒街映画のような、雰囲気満点な画面の日本のサイレント映画。
ボクシングジムにジャック・デンプシーのポスターが貼られているのに驚きました。
こういった作品を作っていたことが、後々の日本の人々…

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水久保澄子
水久保澄子
水久保澄子
水久保澄子
田中絹代(ミライヤシマ)
田中絹代(ミライヤシマ)
田中絹代(ミライヤシマ)
田中絹代(ミライヤシマ)
足元
足元
足元
足元

毛玉アアアア…

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324

324の感想・評価

4.2

田中絹代の落ちるドレスの肩紐よ。田中絹代がいい。ズベ公というセルフdis、「妬きなさいよ」という女の嫉みが滲む台詞。ドラマらしい抑揚のある脚本。ワンシークエンスが長く、腰を据えて関係性や感情を描かれ…

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