清楚でおしとやかな役柄が多かった田中絹代がヤクザ社会のアネゴ的な立ち回り(ずべ公)をするのは新鮮。ドレスの右肩がずれ落ちるのは偶然?演出?ちょっとドキッとしちゃった。
サイレント映画なのにビクター…
小津安二郎サイレント映画。配信で視聴したものは台詞とト書きのカットタイトルが音読される音声(竹下景子&中井貴一)と劇伴、更にタイプ打ち、時計や列車の音などのSEも加えられたサウンド版風。
ギャ…
このレビューはネタバレを含みます
小津安二郎監督のサイレント映画。
弟宏が愚かすぎて悔しい。
観ている間は感情移入してしまい、これ程に時子…田中絹代さんの泣き顔。切ないことがあるのか?と思ってしまう。
田中絹代さんの演技が素晴…
ブルーレイで再見。かつてこれほど女性の泣き顔に執着した小津作品があっただろうか…。それは一見メロドラマ的にも映るが、過剰なほど光る涙に惑わされた男が悉く選択を誤っていく話として見ると、中々恐ろしく感…
>>続きを読む1933年のサイレント作品。
ボクシング、ジャズ、ダンスホール、タップダンス…1933年にしてはアメリカナイズされたモチーフの数々。アメリカ映画好きの小津さんの“こんなの撮ってみたい”という気持ち…
田中絹代はあんまり情婦の役は似合わないと思う。やはり上品で落ち着いてるお母さん役とかに見慣れてしまい(その方が似合うかも)、精神不安定になってる様子が不自然に感じる。白い背中ガバ開きドレスとか、上が…
>>続きを読む小津のサイレント観る
昼間はタイピスト夜はヤクザ者
襄二の情婦の時子。社長息子に
気のある素振りで金巻き上げ。
その日その日を楽しんでる二人
ヤクザ者とズべ公の二人
こんなではない自分に生まれ変…