映画撮影と偽って仲間と銀行を襲ったカルメンは警備員と恋に落ち、行動を共にするがなんやかんやあって痴情のもつれで以降に計画していた実業家の誘拐がうまくいかなくなる。
ってあらすじだけ読むと至極シンプ…
ひさびさゴダール
これがソニマージュか!
女がゴダールの肩に手をのせたとき、弦楽がとまる。
ゴダールはずっと棒で音を鳴らし、その音は劇伴と呼応する。
劇伴、とはいえ弦楽団が実際にいるから、半分外、半…
商業主義にカムバックして3作目になっても、相も変わらず毛沢東と資本主義のことを言い続けるゴダール。
考えることを怠けている人間を糾弾したい彼の想いは十分に伝わるのだけど、さすがに厄介もののジジイの…
展開が遅くて眠くなる→おっぱい出てくる→目が覚めるの繰り返し。何も予定がない夜とかに、おっぱいが本体のコメディとして(良い意味で)無意味な時間を楽しみたい時におすすめ。最後に「小品映画にささぐ」とあ…
>>続きを読む「私とあなたの中に恐ろしい波を生む」
1:1.33の画面に美しい映像が映る。銃撃戦すら映画的で見惚れるほど。象徴的に入る波打ち際のカットに弦楽の美しい音色、音楽の止め方も斬新。波の音で会話を消すと…
すごかったな。
映画って自由だなぁ。
逆光の二人が本当に美しいし、
「私が愛したらあなたは終わりよ」強いね。かっこよ。
ゴダールは出てくるだけで面白い。
素直に好き!面白い!と言えないのは、まだ…
反意味でも非意味でも、勿論無意味でもない、ただのそれそのもの。世界の果てであると同時に真ん中ででもあるかの様な。
あれもこれも、空虚であるからこそ充溢する「映像」。
それは「海」か。
それは灰色の水…