◎すべてを見透かしているかのように凛とした佇まいの母とクールで言動が挑発的な娘。
◎昭和の風情、日本家屋、これでもかと視界に飛び込んでくる格子戸をバックに語らう母娘と下宿人の男二人。そして蓼科の…
夏目漱石、こころが原作で、話もそれらしくなっている。原作を読みたいという気にもさせてくれる。
映画作品として、面白いかどうかというと、もちろん、あんまり面白くはない。
とはいえ、個人主義に悩む、ある…
自宅で観ましたぁ〜。
ちゃんと夏目漱石を読んでないから、
原作との比較なんかはできないけれど、
まず『こゝろ』を心と変えてしまったところで、同じ内容だけど別次元の作品と捉える方がいいかもしれない…
このレビューはネタバレを含みます
え?ストーリーですか…?
夏目漱石の心をベースにしている話で、2人の青年が1人の女性を取り合うんですね?
で、お金持ちで顔もいいお母様に気に入られてる方が先手をうって彼女を勝ち取るわけですが、その…
むかしTV放送で。日本映画名作劇場。芥川龍之介「こゝろ」の映画化。新藤兼人版アレンジ。主に原作の後半。主要キャストがなかなか良い。Kに辻萬長、先生Sが松橋登。お嬢さんの母に乙羽信子が怪演、しずかに怖…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
夏目漱石の『こころ』を、新藤兼人監督がに1970年代に再現?した作品。
原作で言えば3番目の「先生と遺書」の部分だろうか?
ATG映画の独特な雰囲気が漂う。
松橋登は、繊細な「高等遊民」学生の役に…
夏目漱石「 こころ 」を脚本新藤兼人で現在に置き換えて描いている。
当時 29 歳の主演松橋登の美しさが素晴らしく、崇拝に値する。
清潔感のある顔立ちとパリッとしたシャツと下駄の出で立ち。21、22…