横浜で撮影された映画の調査のため鑑賞。
黄金町の治安が悪かった時代に現地で撮影されたようだが、いまいちどこだか分からなかった。一応大岡川らしい川には見えた。
なんというか男女の関係が非常に昭和らしい…
この年の鈴木清順の作品数の多さにに驚かされる。どれも安定して面白いから恐れ入る。けものの眠りに引き続きブン屋の長門裕之が主人公だが今回はダークヒーロー的なキャラクターになっていてその違いを意識しなが…
>>続きを読むタイプの違う二人の新聞記者が
特ダネを狙って競い会う
長門裕之が演じる香取は
日本を香港にしようとする
マフィアのボスを捕まえるため
手段を選ばず行きすぎたネタ取りに走り
もう一人の二科が正義をか…
2人の新聞記者、長門裕之は手段は選ばず、もう一人はあくまで正攻法。友人ではあるが、そのやり方で対立している。
心情的には長門裕之の方を応援したくなる。悪党に手段を選ぶ必要も無いし、もう一人の役者さ…
国家公務員でない分やりたい放題という、事件文屋のハードボイルドな美学設定が、いまとなっては物見高い。
前半の長門裕之パートはカットつなぎが流麗でスピーディ、後半の小高雄二パートではやや失速する代わり…
このレビューはネタバレを含みます
1960年公開の鈴木清順監督による日活白黒映画で、長門裕之と小高裕二が主演のハードボイルドなタッチの新聞記者を主役に据えたアクションもの。
小高裕二は二枚目すぎて面白みに欠けるが、長門裕之がスクー…
学生時代から友人同士の2人の記者。ダーティな方法でネタを集める長門裕之と、正攻法で挑むがためにいつも遅れを取る小高雄二。
2人はある密輸組織の事件を追っていくことになる。
密輸船に乗り込んでからラ…