デジタルリマスター版試聴。小津作品まさかのNetflix進出。
傍目からみれば幸せそうに見える中流家庭、それを取り巻く人々にピントを合わせ、
隠された憂いや慕情などを刹那的に捉え、歳を重ね変化する…
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小津映画鑑賞二本目。相変わらず縦横のきちっとした画面に、自然なのか不自然なのかよくわからない演技で嫁にいくとかいかないとかの日常のささいなドラマが演じられる。
wikiによると岩下志麻が失恋するシー…
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映画としてのふくよかさがあまりに桁違い過ぎる 親子を基軸に描いた家族映画であり、昭和の人々の群像劇であるというベースに加えて、戦争映画、ひいてはフェミニズム映画、“おもてなし”という日本文化の特異さ…
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娘が嫁に行くとこんなに落ち込むんやな。。
当時の中学の先生が見窄らしくなっていたり、死んだ奥さんに似てるママがいるバーに通うようになったり
大きな起承転結はないが、一つ一つのシーンが丁寧に作られ…
小津監督の遺作
小津さんは自身の作品で、これでもかと同じセットを使う。連続して作品を見ると、人物関係がぐちゃぐちゃになりそうなぐらい、毎回既視感を超えた画作り、景色が目に馴染んでいく。それはキャスト…
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