1962年製作の映画。小津安二郎監督作品で遺作。
周平は妻に先立たれ3人の子供がいる。長男幸一はすでに結婚しており、長女路子、次男和夫と三人暮らし。
路子は年頃の女だが、周平も路子自身もまだ嫁ぐこ…
昭和の家族、そして昭和のサラリーマンの生活を淡々と描いてる作品。
何がすごいことが起こるわけではないけど見入ってしまうのはなぜ?
笠智衆の棒読みっぽいけど、なんか優しい感じがいい。娘を嫁にやった寂し…
このレビューはネタバレを含みます
こんなんずっと見てられるし会話もずっと聞いていられる
昼は健康的な美しさ、夜はワクワクする美しさだった
お馴染みの3人が行きつけ座敷で日本酒飲んでるとこ、たまらん
ゴルフ場、いいんだけどなあ
拗ねふ…
女性のことを「遣る」とか「貰う」とかまるで物みたいに言いやがって… という気持ちもなくはないが、そもそも結婚という出来事自体が(男女共に)ものすごく事務的なことと捉えられていた時代なんだろう。
妻…
大学の教授が言ってた「個を極めると普遍になる」の意味をずっと考えてる。
私はこの時代を生きたことがないし、結婚観だってまるで違う世代なのに、この映画を見ている間は、この時代の、この家族の一員になっ…
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