男の顔は履歴書に投稿された感想・評価 - 8ページ目

『男の顔は履歴書』に投稿された感想・評価

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yの感想・評価

4.1

作中のテンションからした「東京ブギウギ」の浮遊感。戦後日本と在日、だがもはやそんな次元の話ではない。大きなレイヤーで民族と民族は憎み殺し合うが、主人公の雨宮はそこから外れて行動するのが格好良い。「朝…

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まずタイトルだけで安藤昇ファンは有り難がらねばならない。菅原文太が三国人役で好き放題やっているのは、『人斬り与太』のようで最高だ。
河合塾であった上映会でかかった映画。凄いチョイス。しかも上映後には山根貞男さんの講演会もあり、サインをもらいにいきました。
まとめて録画してあるのでたまに観てみるんだけどやっぱり加藤泰はあまり得意じゃない。時間の前後が多くて妙に凝った脚本の割には話は自体は普通だし。

このジャケ、タイトル、安藤先生なんでザーヤク映画かと思いきや先生が医者の先生役で出オチ爆笑!しかも、どー見たってザーヤクやんけ!あんた!菅原文太が学生運動家崩れのアナキストを演じた映画以来の衝撃波。…

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まぁまぁ。安藤昇が闇市の医者でチャイナマフィアと抗争する話。
「憎しみの連鎖をたちきらねばいけない」みたいな説教臭い台詞が多いのは松竹だからか?
この手の話には飽きてきているのでショットのみ堪能。

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徹底したローアングル
極端なアップ

加藤泰はどれも終盤がスゴい。
ジョニートーを思い出した。

戦後の混乱期、無法に土地を奪おうとするヤクザ(親分は内田良平)に無益だと争いを避ける地主で医者の安藤昇、我慢して我慢して・・・爆発するという任侠映画のフォーマットを借りているが、ヤクザが戦中の日本人…

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戦後の闇市マーケットを巡って医者と朝鮮ヤクザが争うお話

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