江戸時代、貧しい人たちが集まって暮らす長屋と呼ばれる場所を舞台にした群像劇。
貧しくまさにどん底のような生活をしている人たちだけど、なぜかすごく楽観的で、そのどうでも良い会話に引き込まれる。三船敏…
どんな人間だったのがどう堕ちたか知りたくなる、同等の堕落じいさん達。仲良くて良かったです。最後も仲間が死んで、ドカンと酒がまずくなって終了。掛け替えのない地獄で郷愁さえ覚え、またいつか会いたくなりそ…
>>続きを読む原作未読
個人的に黒澤明監督作品は23作目
落語に貧乏長屋は時々登場しますが、
本作の舞台となる長屋は人が住めるどころかそもそも建物としていつ崩れてもおかしくなさそうなおんぼろ加減で、にも関わらず住…
ゴーリキーの戯曲を黒澤監督が映画化。…と言ってもゴーリキーは名前も知らなかったし、読んだこともなかった。
社会の底辺…つまり“どん底”に生きる人間たちの生と死。
ひと月前観て、途中で中断したまま…
左卜全と鴈治郎が締めてる映画。気がどうも合う奴らまたは絶対に合わないという奴らを手前とななめ奥に交差して配置さすというやりかたってこの人のいつもの手法なんだろうか?以降チェックしとくか。アナーキスム…
>>続きを読む一度目に観たときには良さがよく分からなかったのだが、黒澤作品を1作目から順に観てきてここにたどり着いてみると、驚くほどの完成度で目を瞠る。
とりわけ役者陣の演技のアンサンブルが見事に調和している点に…