黒澤流、江戸の長屋話。
最近常日頃落語を聞いているので、長屋話がとても身近なのですが、長屋というものがどんな様子なのか実際を知らず想像だけで補っていたので、この作品で映像として見ることができて面白…
娘との黒澤マラソン。今回はこれ。
ご存知ロシアのゴーリキーの「どん底」を江戸時代に焼き直し映画化。
ほぼワンシチュエーションの構図で、舞台劇かと見紛うような徹底した役者の会話劇で魅せていく。
い…
黒澤映画の中では、「七人の侍」、「天国と地獄」に匹敵するほど好き。
長屋の住人や大家一家など、一人一人全員のキャラが立っていて素晴らしい!
「死んだものは何もしやしないよ、怖えのは生きてる奴さ」な…
あぁ、これぞ私が求めていた黒澤映画、いやこれぞ素晴らしき映画だと、こういうものが素晴らしい映画なのだと叫びたくなるような作品であった。序盤、正直三船敏郎が出てくるまでどうにも映画が動き出さずうーんと…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
巨大なクレーターの底のようで四方をふさぐ石垣。オバケ屋敷アトラクションのようなウキウキする長屋のセット美術。リンチのイレイザーヘッドオープニングをおもいだした。砂の女のアリジゴク家に匹敵するsf的異…
>>続きを読む観た。
面白い。
まず美術と衣装が、素晴らしい。
貧乏長屋の斜めの柱、ボロボロの引き戸。破れて綿の飛び出た着物。
これは最早ロストテクノロジーの1つだな。この世界観、再現出来る技術はもう無いので…
ゴーリキーの原作モノだけど僕は黒澤版「人情紙風船」(山中貞雄監督 1937年)だと思ってる。
崖下の木賃宿を棲家とする貧者の吹き溜まり群像劇。
役者たちの極上のアンサンブル演技を楽しむ作品で、群像劇…