大戦後軍命で中国山西省に残った日本兵は中国内戦に巻き込まれ、長く辛い抑留生活の後にやっと帰国した彼らを待っていたのは、軍人恩給のない逃亡兵という屈辱的なレッテルだった。
元残留兵士の奥村和一氏(当時…
「ゆきゆきて、神軍」の奥崎氏の怒りはアグレッシブで暴力も厭わない。
対し、本作の奥村氏は表向きは淡々としているがその秘めた怒りは眼光の鋭さから伝わる。時に声が張り上がることも。
軍司令官の命令で戦…
長野旅行中、特に予定を決めていなかったので近くの映画館のスケジュールを調べたら丁度トークショー付きの回が観れそうだったので飛び込んで来た。偶然にも鑑賞する機会に恵まれて本当に良かった。
これが映画…
記録用
2025No138 上映会&監督挨拶
全く「日本軍山西省残留問題」も中国国民党の閻錫山も知らなかった。戦争によって人生が狂わされた元日本兵が居た事、ここから学ばねばならないね。主人公の奥村さ…
80回を迎える終戦の日。
終戦を迎えた後も、上官の命令で山西省に日本軍として残り、国民党と共に、中国共産党と戦った人々がいたことを知った。
「皇国の復興を本義とす」と服務規程に記した彼らの存在は、武…
1人の元日本兵の中で、被害の歴史と加害の歴史が入り混じる、ありのままの戦争を映したドキュメンタリー。
被害の歴史は、もちろん、山西省日本軍残留問題についてです。
アジア太平洋戦争終戦後、中国共産軍…
約20年前の作品で、主人公である奥村和一さんはもうこの世にいない。
我々は本当の戦争を知らないが、奥村さんが生涯を通して自分の過去や己に染みついたものと向き合ってきたように、その一部となった人から…
ツイッターに投稿されていた中国の教科書に関する「日本の軍国主義を批判しつつも、日本国民を憎んではならない。日本国民もまた軍国主義の被害者である、という立場を取っています。(引用)」が手に取るように伝…
>>続きを読む・「悔しさ」で苦しい
・戦争のせの字も知らない平和なんてありえなくて、このどんよりとした痛みこそが「平和」なのかもしれないということを話した
・初めて見た靖国の映像が衝撃的だった
・様々な葛藤…