父ありきの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『父ありき』に投稿された感想・評価

3.0
〖1940年代映画:人間ドラマ:松竹:日本名作映画集〗
1942年製作で、父と息子との愛情を描いた人間ドラマらしい⁉️
笠智衆さんのすごさを感じる作品でした。

2023年2,035本目
ルモ
3.1

優しくも厳格な父と優しい父想いの息子の話。終始平和な雰囲気が漂ってるので戦後の映画と思ってたのですが戦前の、それも1942年ですから戦争真っ只中の映画でした。
なるほど、それで息子がいきなり坊主にな…

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しま
3.9
父と子のお互いへの想いが最初から最後まで通じ合っていて、とても優しい人生の描き方が素敵だった。背中で語る父の存在が温かい。
今観てもずっしり心に響く作品。

夢を見ている。美しい画に音に、美しい父の姿。いくら父でも、私の前の父でしかない。けれど、それ以外の父を思い出す必要もないと、心のどこかが戸を閉める。

夢を見ている。忘れられないあの人が生きていた、…

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電車で締めたのがいい
過去記録
背中がいい。障子を貼る背、釣りをする背、泣く背。父と子の絆とはこのようなものなのか。それだけでは説明できないものがこの二人にはある気がする。
3.8
父と息子で最初は完全に同期していた釣り竿の動きが、息子が動きを止めたことにより同期しなくなる。動きの同期とそこに差異を仕込むことが息子の変化を効果的に物語っている。

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