20230220-077
1876年、西部の辺境の地スターク砦
原題: She Wore a Yellow Ribbon
原作:ジェームズ・ワーナー・ベラ“Command”, “War Party”…
(別媒体から感想を転記)
2023/04/27
退役を1週間後に控えた騎兵隊長が、赤茶けた荒野を移動する一団の統率をとる。起承転結を楽しませるよりも、指揮命令系統ならでは同性間の結びつきから合衆国…
ジョン・ウェインが死んだ妻の墓に語り掛けるシーンで、墓石に女性の影が伸びる。もちろん死んだ妻の幽霊なんかではなくて上官の姪ジョーン・ドルーなのだが、この後恋仲になる予感もなく妻と重ね合わせられている…
>>続きを読む昔~し観たJ・フォード監督、J・ウェイン主演の“超”名作西部劇・・・で、改めて思ったのです
そもそも『黄色いリボン』がどこで登場し、どんな意味があるのか?
そんなこと、全然覚えてません・・・で、再鑑…
西部劇という形だけれど、老いた男がどう終わっていくかという話でした。退役の日が楽しみな一方で、一抹の寂しさ。若い男女の恋、それにしてもこの若い後輩にあとを託して良いものか…。
奥さんの墓に話しかける…
こんな後味の良い西部劇はなかなか無い。
戦いより平和を選ぶ老大尉。これも父と一緒に良くゴールデン洋画劇場で見た事を思い出す。
ジョンウェインが笠智衆みたいな渋み。
一世一代の名演技だがオスカーは勇気…
馬が速過ぎる。犬も速過ぎる。
「若者が死ぬのはよくない」「老人が止めないといけない」からの負傷者ゼロ。反戦。
このカッコよさ、このコメディ、群衆、強い女性。宮崎駿は間違いなくフォード、ホークスを継承…