経済成長真っ只中のサラリーマン
最高学府を卒業して、一流企業に入って、鮨詰めの満員電車や、きっちり鳴る始業・終業のサイレン、騒音撒き散らして稼働しっぱなしのビール工場のライン
なんでもかんでも型通…
社会風刺が効きまくってる作品。満員電車と工場のビールの対比。
異常に不快な始業の合図。
やはり印象に残るのはいつの時代も変わらない、あの卒業式のシーン。ずぶ濡れの中、これからの学生の未来を暗示して…
すごい、哀しいがおもしろい
ずーっと風刺のブラックコメディ
ラストの暗示も明確でまとまっている
精神科にて、父親「ここにいる人たちはわし以外はキチガイなんだが、みんな気持ちの良い人間ばかりなんだ」…
奇妙な映画だった。
岡本喜八 実相寺昭雄 がやっていそうなこと、画面構成を 自主映画的な雰囲気で市川崑がやってるような。
工場の生産ラインと満員電車や 通勤する人で すし詰めな街との対比がグラフィ…
新宿の街や電車にすし詰めにされる人々の姿と、地元のバス停や会社の独身寮などの人っ子一人いない空間にぽつねんと突っ立ったり寝っ転がったりしている民雄の姿とのコントラストは、胸を痛めるよりも先に吹き出し…
>>続きを読む