このレビューはネタバレを含みます
バスも電車も社員食堂も役所も大学講堂も人・人・人のとにかく何処もかしこも人だらけ!
戦後の人口増加していく定員オーバーな社会を揶揄した風刺コメディ。人生のレールから外れないように人を掻き分け上手いこ…
一流大学出を出てビール会社に就職、尼崎へ赴任した川口浩
父から母が狂ったと手紙が届いたものの、遠く離れた実家には帰れず医学生に治療を依頼し…
優秀過ぎて仕事が早い、でも定時まで他に仕事はない。
1件…
冒頭からボンネット型バスが続々登場。まずは新宿西口行きと聖蹟桜ヶ丘行きの京王帝都バスがすれ違う商店街。扇屋(ジャスコ)が確認できるので三鷹あたりだろうか?
川口浩と小野道子が別れる「平大裏」バス停で…
当時の社会を誇張して描く事でディストピア的な世界観に落とし込んだ作品なんだろうけど、割と現実になっていて笑ってしまう。杉村春子がちょっと狂ってるし、笠智衆が発狂して精神病院にぶち込まれたり小津映画の…
>>続きを読むもっと地に足の着いた社会派映画なのかと思っていたが、何だか現実離れしている。
やたらとみんな発狂したり自殺したりして、最終的にはディストピア映画みたいになってくる。
この映画で描こうとしてる当時の…
私は日本の50~70年代が好きで,その時代の街並みや生活風景をよく映像で見てるんですが、この映画もそれを満たしてくれる1本でした。
学校卒業後、大手企業に就職した主人公の社会生活を通して、高度成長…