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冒頭と逆行する列車から、これは彼の走馬灯であることがわかる。あの頃の韓国を背景にして、物語は過去へと進んでいく。合わせて映像(フィルム)もなんとなく古くなっていくような。その映像のカメラワークもまた…
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時系列遡ることで、彼が辿った人生を追体験するのだけど、人間は環境でどんどん変わっていくし、変わらないものもある。
彼が戻りたいって言ってたのは一体いつだったのかなって思うと、1番羽振りの良かった時…
何故この男は死ぬ事を選んだのか?
それまでの人生を追体験して行きます。
こんなに暴力的でどうしようもないクズ男がかつては純朴な青年だったなんてね。
人生ってのは何が起きるか分からない訳で
あの…
1999年とある渓谷で男は線路の上に立ち自分の人生をやり直したいと強く願う。列車は男の人生を振り返るかのように逆向きに動きだし、男に走馬灯をみせる
・ピクニックで始まりピクニックで終わるのが良…
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分からんねぇ。なぜ、こんな馬鹿に抱かれる?
驚かすつもりで撃った弾で、女子高生を殺す。馬鹿も極まりて、だな。一丁前に泣いてんじゃねえよ。こんな馬鹿に殺された身にもなってみろ、ってんだ。
よぬ、こん…
時代背景を言い訳にはしたくないけれど、明らかに時代に左右されてしまった人生を、自分の中に落とすことは出来ないけれど、彼の変わっていく(元々の姿)のが痛いほど伝わってくる。
辛い。
線路というのがあ…