人間賛歌と成長の物語です。
山本周五郎原作。
黒澤明監督作品。
舞台は江戸時代末期の小石川養生所。
江戸時代の医療を通じて、人間の尊厳と生きる意味を問うてきます。
これは、現代にも通じる…
19番目のカルテを見てちょうどいい機会だと思って視聴。
やっぱり映像がすごくダイナミックで迫力ある。
まだ麻酔がない時代で、患者を大の字に縛り付け、暴れながらも行われる手術。すごく大変だっただろうな…
2025年155本目
貧困と無知さえなんとかできれば…
黒澤明と三船敏郎が最後にタッグを組んだ人情ドラマの名作
江戸時代の小石川養生所を舞台に、そこを訪れる庶民の人生模様と通称赤ひげと呼ばれる所長と…
このレビューはネタバレを含みます
最初の1時間位は
「面白いけどチャンバラとかやってくんねぇかなー」
とか思いながら観てたけど
山崎努が死ぬ辺りから画面に引き込まれて
気付いたら終わってました
患者さんごとにストーリーが区切れるの…
時代劇医療映画の金字塔
自分のためではなく世のための医療というストレートなメッセージ性がグッとくる
この時代に体ではなく心から来る病を扱っていることに驚愕、黒澤イズムがバッチバチにある人情物でもあっ…
【社会人1年目の教科書】
凄惨な環境に配属され、地獄のような光景にげんなりするも、冬の時代を必死に駆け抜けた先に爽快な息吹が流れる。社会人になり、ある程度の辛酸と変化を経験してきた者にとって黒澤明が…
数々の傑作を生んだ、
黒澤=三船の最後の作品であると同時に、
最後の『モノクロ作品』でもある。
原作は、山本周五郎の『赤ひげ診療譚』
3時間5分の大作であるため、
途中でインターミッションが入りま…
山崎努には申し訳ないけど、前半はいまいち乗り切れなかった。
でも、おとよが出て来たあたりからグイグイと面白くなってくる。それに子役の頭師佳孝の演技もグッとくる。この少年少女二人のおかげだな。
そこへ…
泥臭い人間愛
どのエピソードも人間臭く妙になんか
暖かな気持ちになる。
診療所での経験から最初は反発する
保本と新出先生の師弟関係も関係が増していくのと保本の人間的成長もカタルシスがある。
殺陣によ…
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