1965年 黒澤監督。脚本は井手雅人、小国英雄、菊島隆三、黒澤明。原作は山本周五郎の『赤ひげ診療譚』
第23作
綺麗ごとすぎるか?
あまりにも出来過ぎているか?
ここまで完璧な人間など…
黒澤明監督の集大成というべき作品。
ある青年医が、小石川養成所で赤髭を師にもちつつ成長していく物語を中心に据えつつ、貧困と病に厳しい過去に苛まれながらもさまざまに生きていく人間模様を描いたヒューマニ…
小石川療生所にやつてきた医師と赤ひげという医師、そして患者を通しての物語。
今でこそ子供の貧困、児童虐待、人身などとして問題視されているものの当時は見過ごされていた様々な社会問題を直視し、赤ひげを通…
このレビューはネタバレを含みます
この映画のパッケージと一見ダサそうなこの "赤ひげ" というタイトルから想像もできないほどのいい作品だった。
はっきり言ってこの映画を、人のことはどうでもよく私利私欲、個利個略さらにはカネのみに走…
黒澤明と三船敏郎の最後のタッグ作品。モノクロも最後。ある意味黒澤明作品の集大成。そして分岐点。赤ひげ前と後で作品の雰囲気は大きく変わる。
今までの黒澤作品の常連役者も勢揃い。脇の脇まで芸達者揃い。…
黒澤明 監督作品。
立て続けに黒澤監督作品を鑑賞し、その魅力に惹き込まれました。
脚本も面白いし、ユーモアのセンスに感心しきりです。
三船敏郎さんの赤ひげははまり役ですね。というか、三船敏郎さん…
黒澤明の映画は登場人物の心が変わるシーンが印象に残る。
例えば『七人の侍』では、リーダーの勘兵衛が農民の為に野武士との戦を引き受けるシーン、『天国と地獄』では主役の権藤が身代金を支払うと決めるシーン…
BSプレミアムシネマの録画を「いつか再鑑賞しよう」とディスク に焼いておいたのをやっと観る。
子供の頃観たきりで手術のシーンしか覚えてなかったが、昔の印象より爽やかで気持ちのいい映画だった。
素…
(C)1965 TOHO CO., LTD.