平安時代末期、貴族との激しい抗争の中で台頭してきた武士階級の平清盛が自らの出生の秘密に悩みながら成長していく姿を描く。三部作の大河シリーズの一作目。
一般的には悪役に配置されることの多い平清盛が悩…
やっぱ溝口ならではの見所がある映画だった。それは木暮実千代の母親だろうか。白拍子という身分(遊女のような)で白河院の愛人でありながら平忠盛の妻になり白河院の子清盛を産むのである。それは悪僧との情事が…
>>続きを読むデジタル修復版で観る。何回か見たはずなんだけど全く筋を覚えてない。今回ようやく納得した。3部作の1作目。でも後の2作は、監督も主演も違う。適当だなぁ大映。溝口健二に権力者の話は向かない。結局木暮実千…
>>続きを読む2025年1本目にして2800本目は久方ぶりの劇場鑑賞。ということで行って参りましたよ、市川雷蔵映画祭@有楽町。いやあ、モチロン雷蔵目当てだったのですが、それもさることながら、思いがけずに溝口健二と…
>>続きを読む物量勝負な感も否めないが、室内での長回しの中で襖や障子を使ってフレーム内フレームを意識させるのはさすが。屋敷を出ていこうとする泰子を室内で追いかけるカットや平忠盛を詰問するカットなどほんとに素晴らし…
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