マノエル・ド・オリヴェイラ撮影時95歳。ヨーロッパの重要な史跡をめぐり歴史の複雑さを語るパートから、船上での多国籍な哲学的語らいパート。お勉強的ながら映画としての強度はあるなーふむふむと思っていたら…
>>続きを読むオリヴェイラもやっぱり歳ね、時代についていけてないわ、と思った作品。
今更驚くまでもなく、今時珍しく正調にアナクロであるところが美点だったのでしょうが、この映画ではラストでその悪い面が見事に露呈し…
前半は「永遠と一日」的な雰囲気。世界史が好きな自分にとっては今更感の話ばかりだったけど、正直西欧中心主義すぎるな。役柄といえども母親は歴史教授という設定なのに、娘にこんな説明するかね?全体的にかなり…
>>続きを読むポルトガルの巨匠、マノエル・ド・オリヴェイラの作品に挑戦したが、多分まだ1回では十分理解できていないので(2回目でやっと理解できた)アンゲロプロスとかと同じように数年してもう一度観たらちゃんとわかる…
>>続きを読むマノエル・ド・オリヴェイラ監督作品。
本作はリスボン~マルセイユ~ナポリ~アテネ~イスタンブール~カイロ~アデンを経巡りながら、史跡を探訪しつつボンベイを目指す母子の物語です。
前半に就いては各国…
船長たちも観客も、呆気にとられているうちにぷつっとエンディングになる。船長が先にボートに乗るのは、色々と不味かっただろうなあと思いながらエンドロールを見ていた。
「意図せざる行為」について考えさせ…
延々と観光地の説明ばかりされてて結構退屈。最後にいきなり展開ががらっと変わったのはびっくりしたし、割とショックを受けた。えええええみたいな。笑
ヨーロッパ人による優雅で素敵な旅の様子が終始描かれてい…
文明の痕跡を辿る、遺産巡り。いくつもの言語を学べる環境にある現代では、多様なコンテクストを持つ人々と対話することが可能だ。しかしテロは文明もなんもかも破壊するからアカンのですよってことなんですかね。…
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