1437
2025/130
自転車+オルガン+野鳥◎
ミヒャエル・ハネケ監督作品
アマプラ観放題終了日に駆け込み視聴
先日鑑賞した『ピアニスト』とはまた違った陰鬱さあり
こちらの方が好み!な…
このレビューはネタバレを含みます
もうすぐ見放題終了だから、お気に入りに入れてたのを慌てて鑑賞。なんでお気に入りに入れてたのか忘れた.ミヒャエル・ハネケ監督は初。
不穏な子供達。不穏な町。映画の雰囲気は不快だけど癖になる感じ。
…
後味の悪さとえげつなさでは定評のあるミヒャエル・ハネケの本領が発揮された映画だった。
不吉というか不穏というか、何か嫌なことが起こる予感に満ち満ちた状態を描かせたら、ミヒャエル・ハネケの右に出る人…
封建社会と個人主義の歪みと、その反作用としての強烈な支配と抑圧。
抑圧の被害者として、他人への不信感と自己の空洞化を抱えた若者は、己のエネルギーを暴力へと変換し、第一次世界大戦を経てナチスへと傾倒し…
「ファニーゲーム」もそうでしたが"悪"を描かせたら右に出る者がいない監督ですね。不穏すぎて鑑賞後すっきりは当然しないのですが。「ファニーゲーム」が直接的な暴力を見せつつ観客を傍観者にさせない仕掛けを…
>>続きを読む冒頭からナチスを予感させる雰囲気。超保守的プロテスタント教会の小さな村。静かで一見平和ながら重苦しい雰囲気が垂れ込める雨雲のように支配する村で次々に起こる奇怪な事件。最後、第一次世界大戦という世界的…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
キャベツ畑荒らしとピーピー殺害、あとジギを川に突き落としたシーンは明確に犯人が描写される、けどそれ以外は村の人物やあるいは先生の語りを通して観客に推理させるようになってる
でも作品そのものが先生の語…