冒頭からナチスを予感させる雰囲気。超保守的プロテスタント教会の小さな村。静かで一見平和ながら重苦しい雰囲気が垂れ込める雨雲のように支配する村で次々に起こる奇怪な事件。最後、第一次世界大戦という世界的…
>>続きを読むなんてことないありふれた村なのに、
次々に変な事件が起こる
誰がこんなことをやってるの?
サスペンス? ミステリー?
いや、ただ淡々と物語は進行するだけ
そして、子供だって危いぞぉ
村が、…
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キャベツ畑荒らしとピーピー殺害、あとジギを川に突き落としたシーンは明確に犯人が描写される、けどそれ以外は村の人物やあるいは先生の語りを通して観客に推理させるようになってる
でも作品そのものが先生の語…
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あの村は国家の縮図だったのかなと思った。
上から抑圧された者が自分より立場の弱いものに当たり発散する。
人間らしい汚く愚かなものをスクリーン全面に描写することに関して、ハネケの右に出るものは居ないの…
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こういうの、大好き。
1913年、北ドイツの小さな村。大地主の男爵を中心に人びとが静かに暮らす村で数々の奇妙な事故が起きる。
時代設定、好き!舞台設定、好き!
これから様々な技術が発展し、生活の…
登場人物が多すぎるかつ内容が煩雑な映画を白黒にするの、かなりハードだと思うんだ。
誰が誰かわからんくなる。
でもそれを差し置いてもめちゃくちゃ面白かった〜!!
こんなにシンプルに面白いサスペンス観…
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黒の使い方好き
徐々にグレーが多くなって
上下に分割されたラストのシーンに全てが詰まってる
ゾロゾロと集まってくるこの村の男たちの関心の小ささよ。。。
比して先生は近代的、唯一ハネケから希望を託され…