このレビューはネタバレを含みます
ミヒャエル・ハネケの真面目系の作品。
封建制度、家父長制、厳格なプロテスタント。その中で小作人(労働者)・子供・女性が当然のように物の如く支配される。(主人公も例外ではなく、気に入った弱い立場にある…
モノクロにすれば芸術点UP⤴
絶妙にいい感じで仕上がった超イヤな映画です。長めでモノクロなのに寝ませんでした。
ドイツの架空の村が舞台です。北の方で寒い設定です。
第一次大戦直前です。開戦ととも…
白黒なので古い映画かと思ったら2009年製作、映像が美しく台詞も古臭くなくてとても見やすい。導入部の台詞が小説のようで引き込まれた。
第一次大戦直前のドイツの小さな村での出来事という設定。閉塞感や…
封権制度の小さな村の陰鬱で抑圧的な雰囲気を白と黒の世界が一層際立たせている。
権力者に仕えなければ生活出来ない人々の嫉妬と憎悪とは反対に、純粋であることを強いられる子供たち。
この陰鬱な物語であ…