ツァイ・ミンリャン監督の常連俳優リー・カンシュンを知る為に鑑賞。
古き良き開発途上の台湾にも当時の日本と同じく受験戦争に翻弄される学生の行き場の無い気分を映像に定着させていた。
同時代を生きたので…
スコア:3.7
①ストーリー:(0.7) 物語の構成、展開、テンポ、論理性
②キャラクター:(0.8) 主人公・脇役の描写、成長、演技の説得力
③映像表現:(0.7) 撮影、美術、編集、VFX、カメ…
変わった映画だったな。でもなんか画は結構印象的で。別にカッコよくないというか、ベタっとした質感なんだけども。
青春を謳歌するも、実際には青春は堪能できてすらいない青年はその虚しさばかりが目立つ。
家…
虚無顔の彼のテンションが時々おかしくなるのが一番好きです。しかし懐かしさや心地良さを覚えるような青春では無かったですね。一度閉めた扉を少し開けるところで、父の感情が感じられて好きでした。たぶん彼はあ…
>>続きを読むここは嫌だどこか行きたいという若者たちの鬱屈を描いた作品だったけど、最後に女性が泣くのが唐突に思えたので、なぜそうなのかもっと具体的に描かれて欲しかった思ったけど、続けて『愛情萬歳』を見たら……。
…
これもなんとも言えないストーリーだけどやはり映像の面白さで飽きさせない。
メインキャラクターの2人は同じ若者ではあるけど、その中でも青年と少年という感じでその違いが面白かった。
とくに少年の方は、口…
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