夜の女たちに投稿された感想・評価(★2.1 - 3.0)

『夜の女たち』に投稿された感想・評価

ねれ
3.0
▼12/31/24鑑賞
【12/28.sat - 1/3.fri上映(早稲田松竹クラシックスvol.227/戦禍の中で生まれた映画たち)(35mm)】

教訓的な説明台詞が登場人物を通してくどくど語られる。溝口健二監督、戦後になって迷走していた頃の作品だろうか。

主人公が買春を始める理由もよくわからない。夫、病気の子供と死に別れたのだからもう養わな…

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溝口の黒はきれいだなあ。このラストの音楽、ゴダール『未来展望』で使ってないっけ?
3.0
〖1940年代映画:小説実写映画化:人間ドラマ:松竹〗
1948年製作で、久板栄二郎の小説『女性祭』を実写映画化の人間ドラマらしい⁉️

2023年2,651本目

2023/3/3 WOWOWで鑑賞

何度止めようと思ったかしれない。😅
みんな戦争が悪いとは思うんだが敗戦の悲惨さが凄まじい。
家族を失い途方に暮れる女。
それを食い物にする男。
終戦しばらくは…

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空襲で焼けた教会の瓦礫の傍ら、落ちぶれた女たちが罵り合い、殴り合っては悲嘆に暮れる。ステンドグラスの聖母マリアが見守るなかで、田中絹代は「わてらのような女をもうひとりでも拵えてはあかんのや」と憔悴し…

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mam
3.0

このレビューはネタバレを含みます

終戦後の大阪、パンパンとして堕ちるところまで堕ちねばならなかった夜の女たちの悲痛な叫び。
男に喰い物にされ、足の引っ張り合いのような女同士のリンチまで悲惨な状況に胸が苦しくなる。

田中絹代の娼婦と…

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戦後の大阪西成あたり、夫を戦争で亡くし幼児も結核で失い生活の露頭に迷った女が、会社の給仕にあり着くも妹にまで手を出す社長に我慢出来ず夜の女パンパンに身を落とす。
女1人生きる為の道はこれしなかった戦…

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懸命になればなるほど思うようにいかない日々
やるせなさや憤りが反発心となり
見せしめのように自分自身を虐げてしまう。
そういう心情は分からなくはないけどピンとこず、、
早口でまくしたてるような台詞が…

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MM
3.0
女性が呆気なく落ちぶれて、でも悔しさや誇りや生きていく力強さに胸がきゅっとした。

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