このレビューはネタバレを含みます
マルトーー!⁈
自分のことを好きじゃないからあなたが好きって、、うえ〜〜んそんな残酷なことない、ないけどね〜〜うーーんうんうん…
でもジャックもマルトのことそんなに好きじゃなかった感もするからいい…
行き先も決めずにヒッチハイクして、でんぐり返し。随分とご機嫌な男が出てきて却って不安になる。誰かが演奏しているから聞こえる音楽。夢想に耽り気味男のカセットテープ。バスの中に響く「マルト、マルト、マル…
>>続きを読む直感的な恋とそのあっけない幕切れ。
何度も録音しては録り直す備忘録。
響き渡る名前。
ただそれを絵にする。
独りよがり。
ブレッソンの中ではPopな方だけど
本質的には他作品と変わらず
死せる何か…
ドストエフスキーの描く自意識と、もともと画家であったブレッソンの自意識とが混ざり合った作品。
いきなり部屋に上がり込んできた男が描いたあの絵のシミのように、ジャックの自意識はちっぽけだが力強く存在し…