絶対的な悪がいないにもかかわらず誰もが不幸になっていく。そういった過酷な状況では、「こうしなければ生きていけない」と、他人を食い物にすることに抵抗がなくなる。イギリスの悲惨な現実は驚くほどこの国と似…
>>続きを読むまずこの主人公、ゲス。
バイタリティだけで突っ走るだけの人。
こういう事情がある時代や国なのはわかるが、行動がいちいち浅はかで薄っぺらい。
うまくやってる自分に酔っていくが、色々トラブルが発生。
だ…
独立して職業斡旋行業を始めたシングルマザーの話。
結構突き放した感じの話だった。
一人息子と生活する為に、ポーランドなど東欧移民専門の日雇い仕事の斡旋を初めたアンジーが、不法移民のイラン人家族を…
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あまりにも救いがない。
誰も救われない。
アンジーが危なっかしすぎてハラハラしっぱなしだった。
自分の欲望のために誰かを犠牲にしてはいけない。
必ず報いがくるということか…。
アンジー役の女優…
このレビューはネタバレを含みます
資本主義、システム化された社会で生きることは果たしで絶対良いものなのか?
自由な社会が拘束されていると感じた映画だった。
冒頭とラストのシーンはどちらもアンジーが仕事を与えているところだが、決し…
「金魚の餌やりでもやるよ。」
貧しくても互いに助け合う、写実的であるとは言い難いが極めて人道的で終始心暖まるカウリスマキの世界と違いケンローチが我々に突きつける世界はとてもリアルだ。
…
この自由な世界で生きるのは辛くて苦しい。
大学の授業でこれを観ながら、「わたしはダニエルブレイク」を観た時とおなじ辛さを感じてて、調べたらケンローチ、、、
ダニエルブレイクのときも思ったことだけ…
この自由な世界で、生きるのは容易くない
それは、どちらの側でも感じることだと思う
搾取と知っててもそうするしかない人、搾取されてる人を救うことができない人、搾取の加害者にならないよう逃れようとする…