監督ケン・ローチ×脚本ポール・ラヴァーティのお得意のイギリスの労働問題と移民問題などの社会的テーマを扱った作品。
主人公は不当解雇に負けず、自ら立ち上がっていくが、社会の渦にハマり、これでもかとばか…
ケンローチとポールラヴァーティが女性の労働者を主人公にするのはちょっと珍しい気もするけど、容赦なく社会の壁が立ちはだかる。だから余計に震えた。
幸せになるために働いてるはずなのに、全速力で走って幸福…
新自由主義批判
セクハラにぶちギレて会社をクビになり、友達とビジネスを始め、バイクで街を駆け抜けいい男と存分に楽しみ、シングルマザーとして息子を育てる主人公は強くて賢くてかっこいいヒロインだと思う…
お金を稼ぐことに人生を狂わされる女の話。
自分の利益のために、他者が不幸を被るこの社会自体に問題提起する作品な気がする。
資本主義社会において、思いやりや情けは不利益にしかならない。でも、それっ…
ケン・ローチ監督が不当な労働問題と不法移民問題に斬り込んだ作品。
シングルマザーのアンジーは職場で不当に解雇される。その後、お金のために自分で不法移民者たちの職業紹介所を始めるのだが、次第に倫理的…