小栗監督初監督作品の泥の河は、原作を超えていると思う。
夜の闇の中で蟹を燃やす幻想的なシーンや
加賀まりこのこの世のものとは思えない妖艶な美しさは衝撃で
いつまでたっても脳裏に焼き付いている。
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さましく最強の邦画の1本です。
これはもう本当にいい映画だった!文句なしの名作!傑作!!
「泥の河」は宮元輝の小説を小栗康平が監督し映画化した作品。
戦争が終わり10年ほどたった大阪が舞台。
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小栗康平監督が宮本輝の小説を映画化。各映画賞を総なめにした名作です。
昭和30年代初期の大阪、土佐堀川に住む、船上生活者の姿を描く。日本がまだまだ貧しい時代にそして底辺生活を余儀なくされた人々の姿…
大衆芸能には同時代性がある。
その時代に自分とこの作品がよくも奇跡的な出会いをしたものだと感心している。
ただ、この作品をそれだけで語るのは失礼だ。
要は反戦映画なのだろうが、それだけではない。
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木村プロダクション