今まで観た日本映画でいちばん素晴らしいです。言うほど観てないですが。
関西弁の響きが非常に心地良く「ええわぁ」と思いながら、情緒溢れるモノクロ画面に釘付けでした。
戦後の貧しさの中で生きる少年少女を…
1950年代後半の日本は経済に勢いを取り戻し始め、「もはや戦後ではない」とまで言わたが、都市周辺部や地方には貧困に苦しむ人々がまだまだおり、決して豊かとは言えない戦後日本の姿が描かれている。当時は貧…
>>続きを読む「名作の再鑑賞」キネマ旬報1981年1位、アカデミー賞外国語映画ノミネート
戦争の傷跡を残した大阪を舞台にした人情ドラマ。すべての役者が素晴らしい。父親の田村高廣は虚無感を漂わせ、母親の藤田弓子は…
何度観ても泣けます!
劇場公開時、リバイバル公開時にも劇場に足を運ぶ度に、満席でしたが、本当に素晴らしい日本映画を代表する名作です。
昭和31年の大阪安治川河口を舞台に食堂に住む少年と、対岸に繋が…
私はレビューを書くときに「完璧な映画」って表現を使うことがたまにある。あくまで個人的な映画経験の中で、しかし全くの自分の好みであるかどうかは別として、私の勝手に思う映画なるものの正解の姿、を見たよう…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
切ない、切なすぎます。お祭りにいって、大事なお小遣いをポケットに入れたのに、穴があいててお金を落としてしまうとことか、米びつに手を入れて、ぬくいって言うとことか、全てにおいて切なく心に残ってしまう作…
>>続きを読む木村プロダクション