聖なる酔っぱらいの伝説に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『聖なる酔っぱらいの伝説』に投稿された感想・評価

"ケリー・ライカートと響きあう映画たち"特集。関連作としてライカート監督が参考にしたという作品。
"木靴の樹"のエルマンノ・オルミ作品。これは望外の収穫だ。
オルミ監督にこんな作品があったのは知らな…

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y
3.8

見つめ合う男女のクローズアップカットバックで心を掴まれた、それで、もう後半がだれようともこの映画は好きな映画です、と。


前半、幸せな時間が流れ続けてこちらも酔いしれていると、
突然トンネルを通る…

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"神よ すべての酔っぱらいに美しい死を与えたまえ"

コンディション不良で前半うとうとしてしまった。見てる最中はずっとしっくりこなかったが後から思い出すとけっこう良かった気がしてくる。あとジョン・フ…

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煙
3.6

ストラヴィンスキーの勝ち。都合よく物事が運ぶ。ダンス場でひと組しか踊っていないのはエルマンノ・オルミ。静かな画面で説得力。ダンス場はタル・ベーラ『アウトサイダー』やベルトリッチ『暗殺の森』などと比較…

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ヨーゼフ・ロートの原作をオルミが監督した、ファンタスティックで宗教的な、オルミならではの世界観の作品。カネを返そうとするのだが、返せないという、不条理で、どことなく哲学的で人間の生き方を追求している…

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人間
4.0

このレビューはネタバレを含みます

浮浪者の男が謎の老人に金を借りたら不思議なことが起こりまくる話。
断片的に語られる男の境遇から、彼が酒を優先させてしまう理由を考える。
金を返しに行こうとするとかつての友人や女性と再会してしまうのは…

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最後の一節「神よ 全ての酔っ払いに、美しい死を与え給え」が印象的。好きな映画。
杏奈
3.4

鏡越しにテレーズの侵入を捉えるカット、美しい寓話なのにゾッとさせられた、切れ味よ。
あとホテルでのエレベーターの到着がルドガーハウアーを顕にするカット。ライティングも相俟って、ハウアーの瞳の美しさが…

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ー 誇りもあるし、礼儀も知ってる
       無いのは宿だけだ ー

新聞紙をかけて橋の下で寝る生活
放浪紳士のアンドレアス
ある日交わした聖なる約束
小さな奇跡が重なり、飲酒のグラスもまた増え…

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NEZUMI
4.0
鑑賞記録

終幕のテロップ
「神よすべての酔っぱらいに
 美しい死を与え給え」

酒飲みながらこの作品見たが
いつになく酒が美味かった
天使に会えるかも(笑)

いい作品でありました

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