橋の下に住むホームレスのアンドレアス(ルドガー・ハウアー)は、たまたま出逢った老紳士から突然200フランを渡され、自由に使っても良いが返したくなった時には聖テレーズ像のある教会で日曜日のミサの後に返…
>>続きを読むこの作品の全てが祈りのようだと思った。命の砂時計があと僅かであることなど、誰も言い当てることなんてできないが、下に溜まった砂の一粒一粒を思い起こしてみればその多くは影に隠されるべきものであったなら、…
>>続きを読む最近観た愛すべきダメ人間映画その1。
ロングはさすがだが、カメラを動かすのは苦手なのかな?という感じ。冒頭に長々と続く平板な切り返しを置いたのもどうなのだろうか。カジノのダンサーが好みだったので+…
宗教的な寓話。台詞少なく、登場人物の顔が雄弁。主人公の欲にまみれた人間臭さと、一方で大人のくせに子供みたいに無垢な感じがアンバランスで、信仰心やばいやつの世界観とか価値観みたいなのが、いろんな奇跡が…
>>続きを読むルトガー・ハウアー追悼上映@新文芸坐
(特に前半は)強いドラマ性を排して生活の断片の組み合わせで表現し、社会の下層(本作ではホームレス)に位置する人の暮らしを生々しく切り取る。これらの特徴は、オルミ…
ルトガー・ハウアー追悼上映にて。
心温まる酔っぱらい賛歌。
オルミにこんなチャーミングな作品があるとは知らなかった。
ルトガー・ハウアーが、アル中でホームレスでお人好しで女好きでだらしない、けれ…
なんとも不思議な映画でかなり面白かった。本当に〝聖なる酔っぱらい〟のお話だった。ルドガー・ハウアーの赤い目・あの表情、あれは本当に酔っ払っているのでは⁇と思うぐらい演技が素晴らしい。
人の少ないダン…