世界は恐怖する 死の灰の正体の作品情報・感想・評価

世界は恐怖する 死の灰の正体1957年製作の映画)

製作国:

3.5

『世界は恐怖する 死の灰の正体』に投稿された感想・評価

被爆者から生まれた奇形児が次々と出てくる場面がある。放射能の恐ろしさを実感させた。目を背けずに見なければと思って見た。
一番恐ろしいのは、広島・長崎に原爆を使った後も、より大きな破壊力を持つ核兵器を…

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亀井文夫が、原水爆実験で発生する「死の灰」の実体を捉えた記録映画。死の灰が体内に入り、骨癌や白血病を引き起こし、次世代のこどもや孫への影響として、奇形児や小頭児出産の事実が紹介される。亀井の「小林一…

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こ
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このレビューはネタバレを含みます

人間はいとも簡単に人間でなくなってしまうのか
広島の平和記念館で感じたショックを思い出す
奇形の人間を作り出してしまうのは物理的には放射能であるがそれをたどった先には人間がいて
人間とは何であるかと…

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初鑑賞
「リアリズムの幻想ー日ソ映画交流史」亀井文夫のモンタージュ美学について、併せて読んでいきたい
Jaya
3.3
このレビューはネタバレを含みます

放射線に関する実際の実験の様子をメインにした記録映画。扇情的なものかと思いきや、かなり科学的で冷静な内容。

まずは土壌や大気中の放射性物質の定量の様子、さらに各種動物実験の様子。当時の実験の様子を…

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3.5

とにかくモンタージュのうまさに見せられる作品。キュリー夫人の肖像画がこんなに恐ろしく見える映画は他にない。
ヒューマニズムの立場から作られた作品のはずだが、放射性物質を注射されるハツカネズミと、牛乳…

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授業で見て来るよう言われて深夜2時に鑑賞...するものではなかった。今見ると3.11のことを考えずにはいられない、放射能の恐ろしさを描いた(一応)ドキュメンタリー。どこまでが客観的なデータかはさてお…

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k
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『静かなる決闘』のあの手術室に永遠に閉じ込められている気分

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