オーケストラの礼拝堂でのリハーサル風景をテレビ局が取材する話。
“演奏者”をメインに据え礼拝堂という空間で巻き起こる混乱を社会の縮図とし、支配層と労働者の対立を描いているのが秀逸で面白い。
音楽に限…
72分間のオーケストラのリハーサル、である
レンタル鑑賞。
面白いです。特にストーリーがあるわけではなく、閉鎖的な空間(礼拝堂)に楽団の人々が三々五々集まり、そこにテレビの取材が入る、そしてメン…
RAIの依頼による作品。オーケストラのリハーサルの指揮者がドイツ人で、楽団員はボイコット。指揮者は巨大メトロノームになる。他愛ない話の72分だが、ニーノ・ロータの音楽に救われている。だが、フェリーニ…
>>続きを読む中世に作られた礼拝堂。
音響効果がいいというので今は演奏場に使われている。
ここで、
あるオーケストラのリハーサルが行われることになった。
テレビ局もこの模様を取材しにやってきている。
が、
こ…
コレもフェリーニらしさの表現形態⁈ 古い礼拝堂に集まったオーケストラ演奏者の面々、そこでのTV取材を含めたリハーサル風景が各々勝手な行動で一向に指揮統一取れない混乱ぶり。俺の楽器が一番重要だと自説の…
>>続きを読むフェリーニ×ニーノ・ロータ、最後のコラボ。製作後まもなくニーノ・ロータは亡くなりました。
13世紀に建てられた礼拝堂で行われるオーケストラ・リハーサルで起こる騒動を描く。テレビ用に製作された作品。…
混沌としたオーケストラは、そのまま国家というもののありようが投影されているように思える(ちょっとだけ、ザ・フーの「無法の世界」を思い出す)。
中学入学時にこれを観ていたら、吹奏楽部に入ってたかな。入…
前に映画の編集をしている人の本を読んだ時に、編集とは時には監督よりも重要だ、と書いていたのをこの映画を見て思い出した。
劇中語られる指揮者の音楽論は、そのままフェリーニの映画論に思える。
これはオ…