荒地を走る車を遠目から、、
「桜桃の味」の直後に観ると、あれ?続き??、、と思えるような光景から。
胡散臭そうな男たちが辿り着いたのはクルド系の村シアダレ。村ガイドとなるのは勉強に畑仕事に熱心な幼…
とにかく淡々とした映画で、最後の最後までなんにも起こらない。しかしラストの力が強い。そこが同じキアロスタミ監督の「桜桃の味」と似ている。ラストシーンでこの映画が何を表そうとしていたのかいきなり全てわ…
>>続きを読むテヘランから西へ700km離れた、クルド系の村を訪れたTV局のクルー、主人公のディレクターはこの村の独特の葬儀の様子を取材しようとこの田舎の村を訪れるのだが、あてにしていた瀕死の老婆がなかなか死ん…
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渋み!
明るくなるわけでもないけれど、なんとなく視界は爽やかになる。
イランの風や大地が、生きること死ぬことを飾り立てずにそのまま淡々とうつしている。
もう一回観たい。内容忘れて、そのたび観…
葬式を撮りたいがために老婆の死を待っていたはずが、その仕事がなくなった途端、彼が生にしがみつく。
確かに明日死ぬかもと思いながら毎日生きるのは辛すぎる。そんな風に80年生きるのは身がもたない。忘れ…
彼の作品はtenしか見ていないのだけど、かなり似たものを感じた
おれの好みとは程遠いのは間違いないが、監督の個性が出せるという事実はとても素敵で、イランの映画作製システム(配給会社、プロデューサー、…
『風が吹くまま』葬式の取材に来たTVディレクターと村人達とのかみ合わない交流をユーモラスに描く。人物をあまり映さない大胆な演出が想像力を刺激する。淡々と描かれる生に対する賛歌とイランの人や大地の素朴…
>>続きを読む(C)1999 MK2 PRODUCTIONS-ABBAS KIAROSTAMI